肌育製剤の選び方① 避けるべきもの

今日きかれたんですよ。

私の目元にはジャルプロヤングアイとプルリアルデンシファイ、どれがいいですかって。

残念ながら肌にこれと言ってすごく特徴がない場合

これがいい!と確信をもって勧めるのは難しいです。

意地悪とかじゃないんですよね。

難しいんです。今日の患者様、ご気分害してしまったら本当にもうしわけない。

申し訳ないとおもいましたので、思うことを書いていこうと思います。

 

 

注入剤選びの参考にしてほしいポイントをまとめました

注入剤選びの際に選ばないほうがいいもの

まず一般論として絶対選ばないほうがいいもの。

①注入剤としてどこの地域でも承認をとってないもの

つまり化粧品カテゴリーのもの。

人間に注射されること前提の注入剤ってことは製造工程で化粧品よりも厳格な管理がされます。

化粧品規格で作られたようなもの、つまりダーマペン等で塗布して使用することを前提に作られたものを注入するのは勧めません。有名な物でもいくつかあります

ピンクグローとかハイドロとか、どうだろう、、注入剤としての扱いだったかどうか。どうだろう。気になる人はしらべてみてね。

②クリニックのオリジナル名称の注入剤

プロダクトとして世にでるまでにかなりの時間と労力がかかっています。ましてや注入剤としてみとめてもらうのには様々な安全性をクリアしなければいけません。それをドクターの裁量で軽々とびこえてしまうもの。それがオリジナル名称の注入剤。

長期経過は安全ですか?

なんで安全って言いきれるんですか?

何年フォローしたんですか?

ほかの製剤との組み合わせで有害事象でないっていいきれますか?

そのドクターは一生面倒みてくれますか?

トラブルがあった時にどんな対処してくれますか?

口ではいくらでも耳障りの良いことは言えます。

でも顔にまんべんなく皮下のしこりができた場合、

全部手術で切ってとるんですか?

顔中にケナコルトをうつんですか?

アレルギーが起きた場合何が原因なのか他院で精査できませんよね?

だって全成分開示してくれませんもんね。

ひょっとしたらこっそり生体由来の感染リスクあるものがはいってるかもしれないし、

フィブラスト入ってるかもしれない。

 

オリジナル名称の独自の注入剤にはそういうリスクがあります。

大丈夫でしょうか?立ち止まってかんがえてくださいね

③フィブラストスプレーのはいっているもの

もうこれ言うまでもなく、だめなやつです。学会も注意喚起してますし、フィブラストスプレーのメーカーさんも言ってます。皮下に注入するなって。閉鎖空間に注射しないでって。

20年くらい前に第一回目のムーブメントを引き起こしたフィブラストスプレーをなんかに混ぜて注射するこの治療、

10年前に形成外科の権威ある雑誌で賞をとっちゃったもんだから、、すっごい良い治療という認識を有識者の方ももちがち。

たしかに、気軽に調整できるもので注入時の塞栓などのリスクなく、ボリュームを改善できる治療、画期的です。

でもね、長期経過でボリュームコントロールできないんですよ。

なんかの刺激があると(レーザーとか高周波とかヒアルロン酸注入とか、体調わるいとか、風邪ひいたとか)ちょっとしたきっかけで暴れ始めちゃってコントロールできない困ったやつなんです。

わかりやすい言葉で上原恵理先生がえりりんチャンネルで動画にまとめてますのでもしよければ一度見てみてくださいね

 

いろんなリスクありますが、この3つを認識しておけば、特に③を回避できれば、、いいです。とりあえず基本事項おぼえておいてください。

②は③のリスクも含むから気を付けてくださいね

原かや
この記事を書いたのは八重洲形成外科美容皮膚科院長の原かやです